ソワソワ。初めて内見の方をお迎えする。

「住み替え」を決定し、我が家のことが不動産サイトにアップされて1週間も経たずに内見の予約が入りました。
しかも2件
我が家は築40年。築15年ぐらいのときに購入し、ところどころリフォームしながら25年間住んできました。
多分、築年数の割にキレイ。子育てが大変だった時期はちょっと荒んでいたこともありましたが、基本キレイ。取り壊すのがもったいない。
思い出のいっぱい詰まった我が家、わたしたち夫婦が高齢になるまで住むのはむずかしいけれど、まだまだ住めるから誰かに少しの間でも住んで欲しいという気持ちがありました。
不動産屋さんからは、「通常は更地にして売るレベルの築年数だけど、この物件なら販売できます」と言われました。
よし!よかった!!
やっぱりそうだよね。結構キレイに使ってきた。幸いこどもたちが壁に穴を開けることはなかったし。

では、内見に向けて、お片付けとお掃除、頑張ろうじゃないか。

床を磨いたり、草をむしったり、我が家を買ってもらおうと必死の夫婦

内見当日は、ギリギリまで家をキレイにしました。

さあ、いざお出迎え
驚くことに2件とも、遠方にいる親御さんを自分たちの住む街の近くに呼ぶために中古物件を探しているご家族でした
そういうニーズもあるのかー。心がほっこり。
見学に来たご家族は、スマホで我が家の様子を映しながら、遠方に住む親御さんとじっくりとやり取りしていました。
なるほど、便利な時代だなあ。
そしてうれしいことに、どちらのご家族からも聞こえてきたのが、『キレイで申し分ない』という言葉でした。
ダンナに、『どっちの家族もキレイで申し分ないって言ってたね』とわたしが言うと・・・

換気扇の下でアイコスを吸いながら申し分ないと言われたことにご満悦のダンナ

『申し分ない』と言ってくれたことがうれしくて仕方ないダンナ。
その後、早々に決まりそうだと不動産屋さんから連絡がありました。
やったー!超うれしい!あー、ビール飲みたい!
夜はお祝いに飲みに行きました。
行きつけの居酒屋さんへ行く途中で「で、なんて言ってくれたんだけ?」というダンナ。
申し分ないって」と答えるわたし。
これを何度も繰り返しながら居酒屋で乾杯しました。
居酒屋でも・・・

申し分ないかー
と、ビールを飲みながらご満悦のダンナ

『申し分ない』という言葉がとてもうれしかったダンナ。
だけどなぜか、この言葉を覚えられないダンナ。大丈夫か?
「で、なんて言ってくれたんだっけ?」
「だから、申し分ないって」
この会話を数日間繰り返したわたしたちでした。

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