ああっ、忙しい。そして落ち着かない。
なぜかというと、今の家から中古マンションへ住み替えすることになったからです。
こどもたちが巣立ってからというもの、いつも『終のすみか』について夫婦で語り合っていました。
最近は、現在の家の最寄り駅より更に下って駅近の中古マンションにダウンサイジングして住み替えようという方針で固まっていました。
ダンナは時間があると物件情報を眺めたり、ライフプランをシミュレーションし、わたしは断捨離したり、思い出のものを整理したりしていました。
つい先日、目をつけていた物件で、不動産サイトから一度消えていた物件が復活しているのをダンナ発見し、ちょっと見に行ってみようかという話になりました。ただ、ローンの審査が通れば購入したいという人がすでにいるとか。
ほぼほぼ冷やかしのつもりで見学へ行ってまいりました。
中古物件なのでリフォームは必要ですが、日当たり、間取りがスバラシイ。子どもたちが来ても全員がくつろげる広いリビングの物件を探していたのですが、理想的な間取りと広さでした。しかも、金額がかなりお買い得。
わたしもダンナもすっかり気に入ってしまいました。
「この後も見学希望がいくつか入っていますが、今日決めていただけるのであれば、大丈夫ですよ」という不動産屋さん。
「どう思う?」とわたしに問いかけるダンナ。
この理想的でお買い得な物件。もう出会うチャンスはないかもしれない。
が、2年後ぐらいに引っ越そうと思っていたし、思い出いっぱいの我が家を手放す心の準備が全くできていない。だいたい物件を見たのはこれが初めてだし。
ぐるぐると頭の中で色んな思いが巡り・・・
脳みそがフリーズしました。
結局、明日までに申込書をスマホで送ってくれればよいという話になり、夫婦で真剣に話し合いました。
前向きな気持ちと寂しい気持ちが入り混じる中、人生の大きな決断を下すのか、それとも保留とするのか。
それはもう、何度も脳みそがフリーズしました。
そして、その日夜のわたしとダンナ。
眠れなかった。
でも、結論を出しました。
住み替えます!!
思いがけずわたしが失業して、ちょっと早く退職金を得たことで住み替えができる状況になったタイミングで出会ったこの物件に運命を感じました。
これまでも、なかなか綱渡りな人生を送ってきたわたしたち夫婦。
今の家がいくらで売れるのか若干の不安要素もありますが、人生思い切って決断することも必要だということで、前向きに、夫婦ふたりの新たな生活をスタートさせることにしました。
またブログでも住み替えの続きを書きたいと思います。