春、50代女性の就活 - どうしたいんだ、わたし

日に日に春が近づいてきますね。
わたし、昔から春が嫌いです。
花粉症のせいもありますが、春は「出会い」と「別れ」の季節。
環境が大きく変わる季節でもあるからです。
人生50年以上生きてきたので、いろんな春を経験してきました。

ダンナが辛い時期に夜桜をふたりで眺め、
「おとうさん、『置かれた場所で咲きなさい』という言葉があってね…」と話した時の記憶

夜桜を眺めるわたしとダンナ


真面目に誠実に仕事をして職場でよい評価をもらいながらも、コネのある人が上がってゆくのを見つめていた春の記憶

「がんばってもコネがあって男じゃなればダメなのね」と落ち込むわたし


ぽんたさんが社会人になって巣立っていく、眩しいながらも切ない記憶
(こちらのブログもご覧ください→「むすこの巣立ちで彼女に追い込まれる」

ぽんたさんが巣立つのを涙をながして見送るわたし


などなど、いろんな春がありました。

で、今年の春はというとですね。
2月に住み替えを済ませたので、失業中の私は本格的に仕事を探さなければなりません

ダンナは、
「慌てずによく考えて、あるまじろが楽しく仕事ができるところを探すんだよ。
 もうこどもも独立したし、フルタイムじゃなくてもいいんじゃない。
 扶養の範囲内で働けば?」
と言ってくれます。

失業からもう少しで1年経とうとしています。
今や、ノンストレスに近い生活
社会復帰できるであろうか。

「働きたくない、このままでいたい」とあるまじろのように丸まるわたし

と、思うわたし

一方、

えっ、でも引っ越してきたばかりだし、社会とのつながりが欲しいよな。
1年休んじゃったけど、まだフルタイムで働けるんじゃないか?
これまで一生懸命働いて経験を積んできたんだから、もう一度頑張って働いてみようじゃないかっと思うわたし。

ふたつの考えに揺れ動いて、働き方が決められないのである。

もうひとつの問題は、ここがまあまあ田舎であること。都内には出られる場所だけど、都内と比較すると求人は圧倒的に少ないし、賃金も結構低い。
かと言って、都内まで通勤するほどバリバリ仕事をしたいわけでもない。

まったくもう、優柔不断で文句ばかり言っていて面倒なヤツですよね。
わかっちゃいるけど焦りもあるし、ぶつぶつ言いながら仕事を探しています。

「辞めてやるっ」と思いながらもしがみつき続けてきた前の仕事
子育てにお金がかかるから働かざるを得なかったけれど、こどもが巣立ったので必死に働かなければならない日々はもう過ぎました。

では、今度はどんな姿勢で、どんなライフスタイルを想像して働けばよいのかしら?

仕事で能力を発揮したい気持ちもちょっとある。
でも、責任の軽い短時間の仕事をして、のんびり自分の好きなことをしたり探したりする方がいいのかなという気持ちもある。

そして究極、働かない♪

なんだか偉そうに宣言するわたしにダンナがこのように返してきました。

「働きたくない」というわたしに「働かなくてもいいけど全部は出せないから貯金から補填してね」と答えるダンナ

それはそれで困るな

老後の心配もあるし、これ以上貯金を減らすわけにはいかないから気持ちを整理して頑張って就活いたします・・・

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