お茶出しとおみやげ配りに心身ともにやられる

働いていた法人が解散し失業中のわたしですが、前の職場でずーっと辛かったことがあります。
もうなくなってしまった職場なので今更ですが、私と同じではないにせよ似たような境遇の人がいるかもしれないのでお話します。
もはや愚痴ですが・・・

わたしの働いていた法人は平成より更にさかのぼり、昭和の職場風土でした。
しかも解散前の数年間、その中でも最も昭和的な職場に勤務しました。
隣の部署が本部的な役割をする部署だったのですが、女性がひとりもおらず、わたしのいた部署も女性はフルタイムの私と窓口受付専門のパートタイムのふたりだけでした。
そしてどうなったかというと、お茶出しとおみやげ配りがわたしに一点集中しました。
本当に一点集中でした・・・

おみやげ配りを頼まれまくり目を回しているわたし

巨大なスイカをもらい、1回では食べきれないので2日に渡って切り分けたり

個包装ではないお土産をもらった時の絶望


せっかく買ってきてくれたおみやげをゴミ箱に投げ捨てたくなるが、気を取り直して配るわたし

最初は抵抗したものの、多勢に無勢であきらめるしかありませんでした。どうしたらよいものか、藁をもすがる思いでネットで検索しまくりましたが、なかなか答えは出ず・・・
同じ考えの仲間を集めて改善を要望するとよいなどとネットには出ていましたが、そんな仲間は職場内にはいませんでした。なんせ、一点集中だったのですから。

明らかに女性だからという理由でお茶出しとおみやげ配りを当たり前のようにお願いされ、本来の仕事が山積みなのに時間を削られ、もやもやしているうちにわたしというアイデンティティーがどんどん削られてゆくのを感じました。
これをきっかけに更年期の症状が悪化。ホットフラッシュ、動悸、頭痛、気力や興味の減退などなどあらゆる症状が現れ、耐え忍ぶ日々でした。
この状況にどこまで耐えらるか・・・悩み続けた日々でしたが、その悩みは思いがけず法人解散という形で解消されたんですけどね。
失業しちゃったから、頑張ってお仕事探さなくては!

時代はどんどん変わってゆきますが、時が止まっている職場はまだまだたくさんあるはず。
わたしは自分を削りながら諦めちゃいましたけど、似たようなことで悩んでいる方のことを心から応援しております。

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