こどもがふたりとも成人したころからだと思いますが、夫婦ふたりで旅行へ行くことが増えました。
ほんの少しランクアップしたホテルや旅館に泊まり、美味しい食事を食べる
最高じゃあないですか
でも・・・
ふたりで旅行をし始めたころから胃袋の許容量が徐々にと落ち始めていました。歳ですね。
そして最初の事件が起きました。
わたしの両親は12年前に他界しており、その後は実家でひとり暮らしだった兄が3年前に急逝し、葬儀や実家の片づけに追われる日々が続きました。ひとりぼっちになってしまったわたしをダンナは全面的に支えてくれました。片付けが落ち着いたころに、わたしはダンナを1泊2日のおつかれさま温泉旅行にご招待しました。
宿は信州松本 美ヶ原温泉 翔峰
「せっかくなら豪華に食べましょう」と思い、たしか信州牛を楽しめる特選和牛尽くしというプランで予約。
とても美味しいお肉料理がたくさん出てきて、食べきれる量ではありませんでした。私が食べきれない分をダンナが頑張って食べた結果・・・
胃のあたりを手でさすり、このように呟きながら眠ってしまったダンナ。目が覚めるともう明け方近くだったという・・・
ダンナほどではないけれど、わたしも肉によるダメージが大きく、次の日に近くのドラッグストアで胃薬を買い、ふたりでその場で薬を飲みました。
次の年、軽井沢でショッピングを楽しみ、嬬恋プリンスホテルに泊まりました。
前回の失敗を反省し、フレンチのほうが品数はだいたい想像つくから、夕食はフレンチで予約しました。ただひとつ不安だったのは、「せっかくだから」とダンナが料理のグレードをアップさせたこと。
不安的中。
今度はわたしがこうなりました。
そして先日、再び軽井沢旅行へ行ってきました。軽井沢でショッピングし、旧軽井沢通りにあるイタリアンのお店で夕食を取りました。torattoria ABBIOCCOというお店で、以前から気になっていたお店です。
居酒屋のように勢いよく注文をするダンナ。途中までサラダやカルパッチョなど美味しくいただいていましたが、ラスト2品のパスタと肉料理で急に胃袋を追い込まれました。
最後のお肉なんて、こんな大きいの。
そして、宿に帰ってこうなりました。
自分の胃袋の許容量を学習できないわたしたち
せっかくの旅行でしたが、2日目はもう美味しいものを食べる気力もなく、力なく帰路につきました。