ある日、むすめの結婚式のための衣装合わせに都内に出かけた時のこと。
衣装合わせで「出来損ないのチャップリンとマツコ」になってしまったダンナとわたしは、テンション下がり気味になりながらレンタルショップを後にしました。
時間はちょうどお昼時。
大きい駅に出てしまうと昼食難民になりそうだから、近くでお昼のお店を探そうかと駅方面へ歩いていたところ、路地の入口にランチの看板を発見。路地を進んで行くと、ビルの半地下にそのお店はありました。
なんとなく入ったお店はペルー料理のお店。
こじんまりとして気取らない居心地の良さそうなお店で、カウンターには色んな瓶詰が並べてあり、テーブルには素敵なテーブルクロス(ペルーのものなのかな?)がかかっていました。
初めてのペルー料理にわくわくです。
ちょっと前のことなので正確な料理名は忘れてしまいましたが、牛肉と野菜の炒め物のランチでした。炒め物の横にライスが添えられていて、炒め物とライスを一緒に合わせてお口に運ぶと・・・
うまーい!
これがなんとも美味しいじゃありませんかっ。初めて食べたけど食べたこともあるような?味の説明は難しいのだけど、とにかく美味しかった。
そして、合わせて頼んだペルーのビールもお料理と合っていて抜群!
ダンナはビールを追加してほろ酔いになっていました。
お料理に大満足してお会計をしていたときに、「とっても美味しかったです!」と店員さんに声をかけたところ、
「日本ではペルー料理はまだまだ馴染みがありませんが、ペルー料理は世界三大美食(?)のひとつで海外ではとても人気があるんですよ。」
と、教えてくれました。
ペルーってグルメ大国らしいですよ。
知らなかったー。
定番のフレンチやイタリアン、中華料理に韓国料理・・・・
それ以外にも、世の中には私がまだ知らない美味しい世界のお料理がたくさんある。
いろんな国のお料理を味わいたいぞ!
世界の料理に目覚めたわたし。
ダンナを巻き込みつつ、これから少しずつ世界の料理を堪能しようと心に決めた出来事でした。
訪れたペルー料理のお店は南青山にあるALDO(アルド)というお店で、外苑前駅から歩いて行けます。
当時、お店の人が「麻布台ヒルズにもオープンするんですよ」と言っていましたが、無事オープンしたようです。
いつかそっちも行ってみたいと思います。
余談・・・
路地に入る途中で見かけた光景に、都会と地方との格差を実感する光景がありました。
英会話スクールから姉と弟と思われる小学生ぐらいの二人組が出てきました。
「あのリュック、ブランド物っぽいよね」とか言いつつダンナと眺めていたところ、路地の先にタクシーがスーッと現れて、タクシーのドアがスーッと開いて、その姉弟がスーッとタクシーに乗り込み、タクシーがスーッと走り去って行きました。
たぶん、TAXI Goで呼んであったんでしょうね。
お迎えにTAXI Go、東京って違うなあ!
庶民の私にはちょっと驚きの光景でした。