終の棲家へのお引越しが近づいてきました。
ディズニーランドに行ったあとは、お引越しのためのラストスパートで断捨離に励む日々です。
この子は「みるくちゃん」
体長は約90センチ。かなり大きなぬいぐるみです。
むすめのぴーちゃんが小学校1年生、むすこのぽんたさんが保育園の年中さんのときに我が家にやって来ました。
小学校と保育園の帰り道に近所の方に、
「よかったら大きなクマのぬいぐるみがあるんだけど、もらってくれませんか?」
と、声を掛けられました。
ぴーちゃんもぽんたさんもキラキラした瞳で欲しそうにしていました。当時は空き部屋もあったので、みるくちゃんを我が家に迎えることにしました。
家まで運ぶのが大変。
このように私がみるくちゃんを抱えて、ぴーちゃんとぽんたさんがみるくちゃんの足を持って家まで運んだのを思い出します。
そうして、みるくちゃんはこどもたちの成長を、ひっそりとそばで見守ってきてくれました。
(時にはお昼寝の枕になったり・・・。ぴーちゃんの辛い時期にも見守ってくれていたんだろうな)
時が流れるのは早いもので、こどもたちが巣立ちました。
ぴーちゃんもぽんたさんもいない部屋で過ごしていたみるくちゃん。
ここ最近は、わたしが掃除機をかけるときに、「はいはい、みるくちゃんごめんね」と言いながら、「よいしょっ」とみるくちゃんを持ち上げて移動させるときに触れ合う程度になっていました。
そして今回の住み替えで、とうとうみるくちゃんとお別れすることを決めました。
子どもたちはお正月にみるくちゃんとのお別れをし、先日、ダンナとふたりでみるくちゃんを人形供養へ送り出しました。
家を出る前にみるくちゃんと最後のハグ。
予想していたよりも辛かった。
この日は一日気分が重かった。
子どもたちが巣立った我が家をあとに、前向きに夫婦ふたりで歩むための住み替えですが、そのために思い出と向き合い、手離すのは、心が揺れ動いて結構大変です。
断捨離もあと少し。
思い出のものたちに感謝し、前向きにがんばろうと思います。