めでたい!よかった!
むすこのぽんたさんが、オンボロの寮から引っ越しました!
なんでも寮が取り壊しになるとか。寮から出られただけなのですが、「よかったね!」と言ってやりたい。
今は、もう少し市街地にあるキレイで広い部屋に住んでいます。
思い起こせば、就職が決まり配属先が周りに何もない北関東の田舎だと知ったときに・・・
と、切ない言葉を口にしていました。今どきの若者も「シティーボーイ」って使ってるのかがひっかかりましたが・・・
そして古い寮の湿っぽい6畳一間の畳の部屋での暮らしについて、実家に帰ってくると何かしら笑えるエピソードを持ち帰ってくれました。
脱オンボロ寮サバイバル生活を記念して、むすこの寮での暮らしぶりをちょっと紹介します。
まずは、自然との闘い。
そのほか、カメムシ、ムカデ、キリギリスなど寮の中に現れる虫たちとも闘っていました。
食との闘い。
寮の食事が驚くほどマズい。痩せるほどマズい。
「サラダをこんなにマズく作れるのが不思議だ」とか、「この間、サラダに死んだイモムシが入ってたんだよ。ただでさえマズいのに虫まで入ってるなんて、もう、終わってるよな」とか、「食堂のおばちゃんがくれたトウモロコシで腹を壊した」などなど、帰ってくるたびにぼやいていました。親としてはむすこの食生活に本当に同情していました。
最終的に電子レンジを購入し、夕飯は『サトウのごはん』とスーパーのお惣菜で生きていくことにしたむすこの姿がコチラです。
包丁を持っていないのに、刺身より割安なマグロの柵を買ってかじりつくむすこ。柵を嚙み切って食べるというワイルドな発想。笑わずにいられませんでした。包丁を買うことをお勧めしました。
最後に、古さとの闘い。
水の出が悪く、少しでもマシな洗面やシャワーに寮の住人が集中していたそうです。取り壊しが決まっていたからなのか、壊れたシャワーがあっても放置だったそうです。
部屋も湿っぽく、窓が開けられないから部屋の中で洗濯物を干すと湿気が更に倍増し、洗濯物の仕上がりが常に湿っぽくて臭う。親としては、カビとかで病気にならないか心配でした。
そんなワイルドでサバイバルな生活を強いられた寮の住人たち。開き直ったのか、空き部屋を『焼き肉部屋』にしたり、自由にやっていたようです。
かく言うむすこも、隣の空き部屋を『ランドリー部屋』と呼んで洗濯物を干すようになりました。
ある日、管理人さんがむすこの『ランドリー部屋』のブレーカーを切ったようなのですが・・・
(空き部屋だからブレーカーを切ったのだと思いますが)
図太くも、勝手にブレーカーをONにしてランドリー部屋として使い続けました。
社会人としての洗礼を受けたむすこ、オンボロ寮ライフで図太くたくましくなりました。
(管理人さん、ごめんなさい)