悪気はないがストレートな物言いをする義母(おばあちゃん)と私のちっぱいの話です。
義母は昔からなぜか私の胸に対して当たりが強く、結婚したばかりのうら若き娘であったわたしにこのように言い放ちました。
思わず耳を疑いましたが、
「悪い意味じゃなくて本当にうらやましいの。私は大きすぎるから太って見えちゃってさぁ」とのこと。
確かに義母は巨乳でした。
悪気がないのが厄介で、ときどき起こるこのやり取り・・・若いころは少しばかり傷ついていました。
しかし!
時が流れ着実に体重が増加し、体重と比例してわたしの胸も今や「巨乳」へと成長しました。
そして、「ちっぱい」を覆すチャンスが訪れました。
一緒にユニクロへ買い物に行き、下着売り場でブラジャーを見ていたときのこと。
「あるまじろさんは胸が小さいからこういう楽ちんなのも使えていいねえ」と義母が言い始めました。
と言い返したわたし
しかし・・・
「私は大きいからこういうのじゃダメなんだよ。あるまじろさんは小さいから本当にらやましい」とスルーされました。
お??
一度ちっぱいと刷り込まれたら、巨乳に更新できないのか??
おそらく、自分の胸が大きすぎる悩みが優先され、私の巨乳の件は義母の脳に入り込む余地がなかったと思われます。
あれから幾度となくチャンスが訪れ、ちっぱいから巨乳に更新しようと試みていますが未だに更新できません。
あ。ちなみに、細身だった私がぽっちゃりになったことはすぐに更新されました。
この間は、順番待ちで店のベンチに並んで座っていたところ、椅子の脚にわたしの脚がぶつかってガタッと音を立ててしまったら、あるまじろさん重いから椅子が壊れるのかと思ったと言われました。
もう慣れてるんだけど、やっぱりちょっとだけ悲しい気持ちになるんだよなぁ・・・