波乱のお引越し(こちらの記事もぜひご覧ください→「波乱のお引越し」)の翌日、25年間の思い出がたくさん詰まった我が家とお別れしました。
クタクタになった体に鞭を打って、これまでお世話になった我が家のお掃除をしに行きました。
実は家の購入を決めてくれたご夫婦に家具はほとんど処分するので必要なものがあったら使わないかと提案したところ、いろんなものを引き続き使ってくれることになりました。驚くとともに、ちょっとうれしかった。
使ってくれることになったのは、カーテン、カーペット、テレビボード、ソファ、ファンヒーター、食器棚、レンジ台、電話台です。
以前、むすこのぽんたさんにこのことを話したら、このように言っていました。

確かに。
引き続きいろんなものを使ってくれるし、ハウスクリーニングも入れないで引っ越してくるとのことだったので、決まってからは結構気を遣いました。
周りには、「処分しなくていいから楽ちんでいいじゃん」と言われましたが、違った意味で気を遣いました。
これ以上汚してイケナイ、壊してはイケナイ
それから・・・
月日があっという間に流れ、とうとう引っ越しを終えて引き渡し前のお掃除の日を迎えました。
イコール、我が家とのお別れの日。
ダンナと二人で25年間のお礼を込めて、時間の許す限りお掃除しました。
全て掃除機をかけて、家具をどかせた後の床や壁紙を拭いたり、押し入れの中や防水パンを掃除したり、クタクタだったけど一生懸命頑張りました!
掃除していてちょっと辛かったのは、柱に記録したこどもたちの背丈の記録を消すことでした。
でも、クスッと笑ってしまったのは、小柄なむすめのぴーちゃんの記録が早々に終わっていたところ。
小粒だけど元気に頑張ってるよね、ぴーちゃん!
そして最後は、家の中を一部屋ずつ眺めて、写真や動画に収めてお別れです。

それにしても、家具やカーテンを残したので我が家の面影が結構残った状態でのお別れとなり、なんとも説明しがたい気持ちになりました。
胸に押し寄せてくる思いはかなーりあるのですが、実感がわかない部分もありました。
古い家なので更地にして土地だけ売却となる可能性もあったけど、次の方が住んでくれてよかったな。
次にこの家に住むご夫婦の幸せを願います。
そして、空の巣症候群のわたしたち夫婦。
前を向けるだろうか。
いや、前を向かなければなりませんね!